基本的な施工方法CONSTRUCTION METHOD

コンクリート等の陸屋根・ベランダの基本施工図

コンクリート等の陸屋根・ベランダの基本施工
作業前には必ず手袋をしてバケツなどの別の容器に移し入れ、パワーテックを水で約2倍にうすめ(原液1:水:1)よくかくはんする。
コンクリート等の陸屋根・ベランダの基本施工
塗布する場所のゴミやホコリをきれいにし、約2倍にうすめたパワーテックをベランダにまき、強くこすらずにローラーバケで全体にむらなくのばしてください。
ローラーを回転させずに、引くイメージで塗布すると気泡が入りにくくなります。又、無気泡ローラーなど、程度質の良いローラーをご使用頂くのも効果的です。
コンクリート等の陸屋根・ベランダの基本施工
表面が乾いてきましたらうすめていないパワーテックを一度塗った上にまいてください。
2と同じように強くこすらずにローラーバケで全体にのばしてください。乾燥後、この作業を2度行ってください。(2回塗り)更に上塗りすれば効果が高くなります。

2倍に薄める場合の注意点

パワーテックでコンクリートなどを強化保護する場合、2倍に薄めた液を先に浸透させ、それが乾いたら原液を塗って保護します。2倍に薄めるのは素材にパワーテックをしみこませ素材内部を強化するため、その後原液を塗るのは表面を強化するためです。先に原液を塗ってしまうと、表面が強化されてしまうため、薄めた液を浸透させることができません。素材内部の保護強化をする際には、必ず薄めた液を先に塗ってください。

正しい施工方法

2倍に薄める場合の注意点
まず2倍に薄めたパワーテックを塗ります。
2倍に薄める場合の注意点
2倍に薄めた液を十分にしみこませ、乾燥してから原液を塗布してください。

誤った施工方法

2倍に薄める場合の注意点
先に原液を塗ると、表面が強化されてしまうため、2倍に薄めた液が素材に浸透しません。素材内部の強化をするためには、必ず先に2倍に薄めたパワーテックを浸透させてから作業を行ってください。

フラット屋根・ベランダの改善保護工事の仕様

フラット屋根・ベランダの改善保護工事の仕様
フラット屋根・ベランダの改善保護工事の仕様
フラット屋根・ベランダの改善保護工事の仕様

パワーテック施工書

ウレタン・シート・アスファルト等防水施工物

目的 施工方法 量の目安
強化保護 原液をウールローラーで1回塗りをします。 18㎏缶
2缶で100m2
陸屋根等の雨漏り防止 原液を約2倍に水で薄め、1回塗り(シーラーとして使う)。 次に原液をローラーで2回塗りする。 18kg缶 1缶で約25m2
膨れの補修 膨れはカッターナイフ等で切り目を入れ、原液を流し入れます。 切り目がめくれ上がらないように上から押さえてブチルテープを貼り原液を2回塗りします。 ブチルテープの色が気になるようでしたらテープの上にお好みの色を塗り、その塗料の上に2回塗りして下さい。 -

コンクリート

目的 施工方法 量の目安
陸屋根等の雨漏り防止 原液を2倍に希釈してコンクリートにウールローラーで吸い込ます
ように塗り、その上に原液をウールローラーで2回上塗りをします。
18㎏缶
4缶で100m2
ひび割れの補修 固練りのセメントの粉に原液を混ぜ、ひび割れ箇所に塗りこみ、その上に原液をウールローラーで上塗りします。 -
土間の補修 原液を水で2倍に希釈してウールローラーで吸い込むように塗り、その上に原液で上塗りします。 18㎏缶
4缶で100m2
塗装床の強化保護 原液を水で2倍に希釈してコンクリートにウールローラーで吸い込むように塗り、その上に原液をウールローラーで上塗りします。 18㎏缶
4缶で100m2
土間の強化改善 原液を水で2倍に希釈してコンクリートにウールローラーで吸い込むように塗ります。その上に原液で上塗り。
塗装床は、陸屋根防水と同様の施工法です。
18㎏缶
4缶で100m2
土間・道路・の真砂土・砂・砂利を防水 原液を水で2倍に希釈したものを下地土間に吸い込ますように流し ます。(下地作り) トロ舟や、適当なサイズの容器で、砂利等の素材 を原液とよく混ぜ合わせ、 事前に処理をした土間に砂利をすくい あげ、コテ等でならします。乾燥後、お好みで、上塗りします。原液のたまり個所は、早い目にハケ先等で、散らしてください。
※慣れが必要です。必ずお試し下さい。
18㎏缶
1缶で50m2
土間・床の滑り止め スベリ止めコート材をご使用下さい。 製品ページへ

カラーベスト

目的 施工方法 量の目安
色剥げ防止 原液をローラーで1回塗りをします。 18kg缶
1缶で約80m2
強化保護 屋根面が水を吸い込む状態であれば、原液を2倍に希釈して ウールローラーで吸い込ますように塗り、その上に原液を ウールローラーで上塗りします。美観が必要な場合は、 油性・水性塗料などお好みの塗料を塗った後、その上に原液をウールローラーで上塗りします。 -

セメント瓦

目的 施工方法
強化保護 屋根面が水を吸い込む状態であれば、原液を水で2倍に希釈してウールローラー で吸い込ますように塗り、その上に原液をウールローラーで上塗りをします。
美観が必要な場合は、油性・水性塗種などお好みの塗料を塗った後、その上に 原液をウールローラーで上塗りをします。

ストレート

目的 施工方法 量の目安
強化保護 吹き付け塗装となりますので、塗装機器が必要となります。 原液を水で2倍に希釈してコンクリートに吸い込ますように吹き付け、その上に原液を吹き付け上塗りをします。 18㎏缶
1缶で80m2

瓦ずれ

目的 施工方法
防止 原液を重なった箇所に刷毛で刷り込みます。

ステンレス(純度18-8以下)製品フェンス・雨戸・亜鉛メッキ加工製品トタン・その他の各種鋼材

目的 施工方法 量の目安
錆び止め 原液を2回塗りします。吹きつけ塗装をする場合は、原液を10%、 希釈して吹きつけます。ハケ塗りの場合、原液を2回塗りが基本です。 18㎏缶、1缶で120m2
(吹付けの場合)
18kg缶
1缶で約30m2

錆びた鋼材

目的 施工方法 量の目安
錆びの進行の防止 浮き錆びは撤去し、錆びた上から塗ります。 118㎏缶、1缶で120m2
(吹付けの場合)

室内壁

目的 施工方法 量の目安
じゅらく壁・砂壁・綿壁等の剥離落下防止 原液を繊維ローラーで押さえずに軽く吸い込ませる様に塗ります。基本は、下から上に力を入れずに転がします。 4kg缶
1缶で畳3帖

木部・木製品

目的 施工方法
黒ずんだ板壁の耐水改善 原液を3倍に薄めて繊維ローラーで下から上に吸い込ますように2回塗ります。 乾燥後、2倍薄めのパワーテックを塗布します。お好みに応じて原液を塗布して下さい。 (ツヤが出ます。試し塗りをして下さい。)
キシラデ系の色はげ強化保護 キシラデ系(防虫・防腐剤)等を塗った木部の色むらはげに原液を3倍にうすめて2回塗り します。 乾燥後、2倍に薄めて塗布して下さい。 キシラデコールの油分が乾燥するまで約3週間程の乾燥期間が必要です。 ツヤが気になる方は、試し塗りをして下さい!
ラティスやウッドデッキの保護 原液を3倍に薄めてコテバケ、繊維ローラー、ハケで吸いこますように2回塗りして下さい。 乾燥後、2倍に薄めて塗布して下さい。

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